幻想水滸伝3 演劇 ロミオとジュリエット
花の都を舞台に、互いに憎しみを募らせる2つの名家。
その両家に生まれた男女が、許されぬ恋に身をゆだね、悲劇的な結末に至るまでを描いた名舞台。
今回上演されるのはロミオとジュリエットが互いに想いを伝えあう第2幕。高度な演技力が要求される。
「台本」はまともにしゃべるキャラのセリフを参考にしてます。セリフが台本とあまり変わらない場合、「台本と同じ」にしています。
台本と同じセリフだけのキャラ(トッポ)は省きました。
シャボン | ハレック | ケンジ | トワイキン | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ。 どうして??? どうしてロミオ??? |
- | - | - |
ロミオ | - | う、うおおおおおおおお!!!!! | はっはっは、ありがとう、 ジュリエットくん!! きみがそんなに言うなら、 今日からはもう、僕はロミオでなくなるよ! |
台本と同じ |
ジュリエット | まあ、ロミオ? ロミオどうして??? |
- | - | - |
ロミオ | - | おおおおおおおおおお!!!!!!! | あんな塀は、背面とびでひとっとびさ! | 塀の下を掘り進んできたのさ。 |
ジュリエット | ころされるんですよ?? | - | - | - |
ロミオ | - | うおおおおおおおおおおおお!!!!!! | 大丈夫だよ、ジュリエットくん! 僕の脚力なら逃げ切れるさ! |
心配すんな、穴掘って逃げるさ。 |
衛兵1 | - | 賊はどこだぁぁぁあぁぁ!!! おおおおおおおおおおおおお おおおおおお!!!!!! |
台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | わたしのにわにはいらないで。 | - | - | - |
衛兵1 | - | ああ、ジュリエット様!!!!!! こちらで話し声がしたもので!!! おおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおお!!!!!! |
ああ、ジュリエットくん、 何やらこちらで声がしたものでね・・・ |
ああ、ジュリエット様、 何やらこちらで声がしたんでな・・・ |
ジュリエット | そんなのしらないもん。 | - | - | - |
衛兵2 | - | うおおおおおおおおお おおおおおお!!!!!! 失礼した!!!!!!!!! |
ごめんよ、ジュリエットくん。 僕はこれで失礼するから。 |
- |
ジュリエット | ロミオ、かえりなさい。 | - | - | - |
ロミオ | - | うおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおお!!!!!!!!!!! |
ジュリエットくん、 まさかもうお別れなのか!? |
おいジュリエット、 もうお別れなのか? |
乳母 | おじょうさまーーー | - | - | - |
ジュリエット | シャボン、帰る。 | - | - | - |
ロミオ | - | ・・・・・・ハア、 ハァ・・・・・・・・・・・ |
棒があれば、棒高とびでバルコニーに 入れるのになぁ。 |
ひまだな・・・・ 庭、掘っていいか? |
ジュリエット | ロミオ、もっとあそびたい。 | - | - | - |
ロミオ | - | ぬおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! |
ジュリエットくんは、僕の魂だ!! | おお、さすがジュリエット!! |
ジュリエット | ロミオ、やっぱりねむい。 | - | - | - |
乳母 | おじょうさまーーー。 はやくこちらへーーー |
- | - | - |
ジュリエット | じゃあね。おやすみなさい。 | - | - | - |
ロミオ | - | おおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!! |
健やかに眠り、健康な体を維持したまえ ジュリエットくん! 僕がしっかりコーチするから、 不安はいらないよ! |
安らかに眠れジュリエット!! |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
あれあれ??? なんでこわれたの??? |
- | - | - |
オーギュスタン | ランディス | サナエ・Y | シャロン | |
ジュリエット | おお・・・・ ロミオ・・・! ロミオ・・・・!! ロミオさまぁぁぁぁ!!! どうして・・! どうして・・・!! ロミオさまぁぁぁぁ!!!!! |
- | ロミオ殿、ロミオ殿。 なにゆえあなたはロミオ殿なのでしょう? その家名をお捨てになってくれたなら、 私も家名を捨てるのですが。 |
ロミオ、ロミオ。 どうしてきみはロミオなの? その家名をお捨ててくれたなら、 あ、あたしも家名を捨てるのに。 |
ロミオ | その言葉、確かに頂戴いたします。 ただ一言・・ そう、ただ一言、私を恋人と 呼んでくれたなら・・・・・・ 明日からはもう、 私はロミオでなくなります・・! |
ひひひひひひ・・・ おれは・・・ロミオじゃないぞ・・・・ |
- | - |
ジュリエット | おぉ・・・・・・・ ロミオさま!!!!! なぜ・・ここにいらしたのですか!?!? |
- | まあ、ロミオ殿ではありませんか? なにゆえここへいらしたのでしょう? 塀は高くて登るのも大変でありますし、 あなたの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所など? |
うわ、ロミオ?どうしてここに来たの? 塀は高くて登るのも大変だし、 きみの身分を考えたなら、 大変なことになるこの場所へ? |
ロミオ | ああ・・・恋の翼を軽く広げれば・・・ こんな塀など・・ こんな塀など・・・・ ひとっとびに決まっています。 |
けけけけけけ・・・ おれの翼でこんな塀など飛び越えた・・・ |
- | - |
ジュリエット | あぁ・・・なんということを・・! 私の身内に見つかれば、 きっと殺されますわ!!!!! |
- | 私の身内に見つかった場合、 おそらくは斬られますよ。 |
あ、あたしの身内に見つかっちゃったら、 きっと殺されるよ。 |
ロミオ | 荒くれ男の剣などよりも、 貴方の眼の方がよっぽど怖い。 優しき貴方のまなざしさえあれば・・・ 私は・・・不死身になれるのです! |
ひひひひひひ・・・・ 荒くれ男より・・あんたの方がこわい・・・ |
- | - |
衛兵1 | - | ひひひひひ・・・ 声が聞こえたのはこの辺りだ・・・ |
- | - |
ジュリエット | 私の庭を荒らさないで!!!! あなた方のせいで、憩いでいた鳥達がみな 逃げてしまいました!!!!! |
- | 私の庭を荒らさないで頂けませんか。 あなた方のせいで、憩いでいた鳥達がみな 逃げてしまったではありませんか。 |
ぼ・・・あたしの庭を荒らさないでよ。 みんなのせいで、鳥たちが逃げちゃったよ。 |
衛兵1 | - | けけけけけ・・・ジュリエット様、 何やらこちらで話し声がしたもので・・ だれか・・・・ ・・・・ここにいてはいけない人間でも・・・・ ・・・・・・いるんですかねぇ・・・? |
- | - |
ジュリエット | それは私が鳥たちに語っていた声よ・・! ・・・・・お願いだから帰ってください。 |
- | それは私が鳥たちに語っていた声だと 思われます。 お騒がせをいたしました。 |
それはあたしが鳥に話しかけてた声だよ。 ごめんね。 |
衛兵2 | - | ひひひひひ・・・ おれをおいはらって・・・・・ ・・なにをする気だ・・・・ |
- | - |
ジュリエット |
ロミオ様!! |
- | ロミオ殿、これ以上ここにいると お命に関わります。どうか、 今日のところはお引き取りください。 |
ロミオ、これ以上ここにいると本当に危ないよ。 もう、今日は帰った方が・・・ |
ロミオ | おぉ、ジュリエット!! 今言葉を交わしたばかりなのに・・・・ まさか・・ まさか・・・・・・もうお別れを しなければならないのか!? |
けけけけ・・・ ジュリエット・・・帰るのか・・・・・ |
- | - |
乳母 | - | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | それでは・・・ごきげんよう・・・・ | - | それでは、一年分のごきげんようを。 | それじゃあ、またね。 |
ロミオ | あぁ・・・・・・ あああ・・・・・・・・・ 突然あなたに消えられて・・・ 星さえ光を失ってしまった・・・・・ ああ・・・ジュリエット、ジュリエット!! 私を・・・・・・愛しているというのなら、 どうかもう一度顔を見せてくれ!!!! |
ひひひひひひ・・・・・ さびしいなぁ・・・・・・・ |
- | - |
ジュリエット | ロミオ様・・・! やはり名残惜しい・・・・!! |
- | ロミオ殿、やはり名残おしいです。 | ロミオォ、やっぱりさみしいよ。 |
ロミオ | ああ、ジュリエット!!! 私の・・・・・私の魂よ!!!! |
けけけけけけ・・・ ジュリエット・・・ |
- | - |
ジュリエット | ロミオ様・・・・ もう朝が来てしまう・・・・! 太陽など昇らなければいいのに!! そうしたら貴方と2人、いつまでも こうしてお話していられるのに!!!! |
- | ロミオ殿、もう朝が来てしまいます。 太陽など昇らなければよいですね。 そうしたら貴方と2人、 こうしてお話していられるのですが。 |
ロミオ、もう朝になっちゃう。 太陽なんて昇らなければいいのに。 そうしたらロミオと2人、いつまでも こうしてお話していられるのに。 |
乳母 | - | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | おやすみなさい・・・ さようならロミオ様・・・・・・!! |
- | お休みなさい、さようならロミオ殿。 | お休みなさい、ロミオ。 |
ロミオ | あなたの眼には眠りが訪れ、 胸は平和に安らぎますよう・・・・! その眠りにも・・・ 平和にもなり・・・・・・ 貴方の傍らにいることが出来たなら!! そうできたなら!! どんなに・・・どんなに素晴らしいことか!! |
ひひひひ・・・・・・ | - | - |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
ロミオ様ぁ・・・・・!!!!! | - | 修行不足でした。 | え? |
チビッキー | エッジ | ワン・フー | エステラ | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ。 どうしておまえはロミオなんだ? その家名をお捨ててくれたら、 私も家名を捨てるのだが。 |
- | - | なんでロミオはロミオなのさ。 |
ロミオ | - | その言葉、確かに。 | 台本と同じ | - |
ジュリエット | おお、ロミオか。 どうしてここに来たのだ? 塀は高くて登るのも大変だし、 おまえの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
- | - | お、ロミオ。 堀があっただろうにご苦労さん。 |
ロミオ | - | こんな塀など飛び越えた。 | こんな塀など、 おれの拳でぶちこわしやした。 |
- |
ジュリエット | 私の身内に見つかれば、きっと殺されるぞ。 | - | - | あんた、見つかったら命ないよ。 |
ロミオ | - | 荒くれ男の剣など恐れない。 | 荒くれ男の剣など気にしやせん。 そんなものよりは、 貴方の眼のほうが よっぽど怖いんでありやす。 優しき貴方のまなざしさえあれば、 おれは不死身になれやす。 |
- |
衛兵1 | - | - | 声が聞こえたのはこの辺りでやす。 | - |
ジュリエット | 私の庭を荒らさないでくれ。 おまえたちが来たせいで、 憩いでいた鳥たちがみな 逃げてしまった。 |
- | - | なんだ?うるさいぞ。 |
衛兵1 | - | - | ああ、ジュリエット様、 何やらこちらで 話し声がしたもので・・ |
- |
ジュリエット | それは私が鳥たちに語っていた声だろう。 騒がせたな、すまない。 |
- | - | そんなん知らないよ。 |
衛兵2 | - | - | 失礼しやした。 どうか非礼をお許しくだせぇ。 |
- |
ジュリエット | ロミオ、これ以上ここにいると 命に関わる。 今日は帰ってくれぬか。 |
- | - | 今日はもう帰んな。 |
ロミオ | - | もう別れの時なのか。 | 台本と同じ | - |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | それでは、さらばだ。 | - | - | おやすみ。 |
ロミオ | - | 一度顔を見せてくれ。 | 台本と同じ | - |
ジュリエット | ロミオ、やはり名残おしい。 | - | - | え?まだいるの? |
ロミオ | - | おれの魂ジュリエット。 | おお、ジュリエットどの、 おれの魂でありやす!! |
- |
ジュリエット | ロミオ、もう朝が来る。 太陽など昇らなければいい。 そうしたらおまえと2人、いつまでも こうして話していられる。 |
- | - | 何だか目が覚めちゃったよ。 |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | おやすみ、さようならロミオ。 | - | - | はいはい、お休み。 |
ロミオ | - | やすらかに眠れ、 ジュリエット。 |
貴方の眼には眠りがおとずれ、 胸は平和に安らぎますよう! |
- |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
・・・ふむ? | - | - | ロディ、直しといて。 |
ロディ | エミリー | シーザー | ルイス | |
ジュリエット | 台本と同じ | ロミオ、ロミオ。 なぜきみはロミオなの!? その家名を捨てたら、 私も家名を捨てるのに!!!! |
- | え、えぇ・・・ ロ、ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたはロミオなんですか? |
ロミオ | その言葉、確かに頂戴いたします。 ただ一言、僕を・・あの・・ まだ修業中の身なんですけど、 こ、こ、恋人と呼んでくれたら、 今日からはもう、僕はロミオでなくなります。 |
- | あ、そう? おれってやっぱ、モテモテかも。 |
台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | ロミオ、なんで来たの!? 殺されちゃうよ!? |
- | あ、ああ、ロミオ様? なぜ来たんですか? 塀は高いのに。 |
ロミオ | ほ、ほうきにのって・・ 塀を飛び越えられたらなぁ・・ |
- | いや、舞台に出ろってい言うからさ。 なんとなく出てるだけだ。 |
台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | だから、見つからないうちに 帰りなってば!! |
- | そ、そ、そうですか。 え、ええっと・・・ 身内に殺されますよ。 |
ロミオ | ええっと・・そうならないように がんばります。 |
- | 安心しな。うまく逃げてやるさ。 | 台本と同じ |
衛兵1 | 台本と同じ | - | - | 台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | 私の庭に入らないで!! | - | あ・・あの、庭に入らないで下さい。 |
衛兵1 | 台本と同じ | - | - | 台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | なんでもないったら! いいから、じゃあこれでね! |
- | ええっと・・気にしないで下さい。 |
衛兵2 | 台本と同じ | - | - | - |
ジュリエット | 台本と同じ | ロミオ、これ以上ここにいると ほんとに殺されちゃうよ!? お願いだから、今日は帰って! |
- | ロ、ロ、ロミオ様、今日は帰ったほうが いいみたいです。 |
ロミオ | ジュ、ジュリエット、 もうお別れなのですか? |
- | あ、そう?もうこれで終わりだっけ? | 台本と同じ |
乳母 | 台本と同じ | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | じゃあ、おやすみ! | - | そ、それじゃあ・・・ |
ロミオ | え、ええっと・・・ どうかもう一度顔を見せてくれ。 |
- | ・・確か、引っ込んだとみせかけて もう一回出てくるって 台本に書いてあったっけな。 ・・覚えてねぇや。 大体あんなもん、ろくに読んでねぇし。 |
ああ、行ってしまわれた。 もう一度お顔を見たいものだけど・・・ |
ジュリエット | 台本と同じ | ロミオ、やっぱりもうちょっと 話そうよ。 |
- | ロ、ロミオ様、 また出てきてしまいました。 |
ロミオ | ジュ、ジュ、ジュリエット。 | - | ああ、やっぱりそうだ。 | 台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | ロミオ、もう朝がきちゃうね。 朝が来なきゃいいのに。 そうしたらきみと2人、 こうして話していられるのに! |
- | え、ええっと・・・ 朝が来ないといいですね。 |
乳母 | 台本と同じ | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | じゃあお休み、ロミオ!! | - | お、お休みなさい! |
ロミオ | ど、どうかゆっくりお休みください。 ぼくは・・修行してますんで。 |
- | ええっと・・また出てくるんだっけ? | 台本と同じ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
まだ修行不足かな・・・・ | え??? なんで???? |
- | え、えーと・・・ ごめんなさい。 |
シズ | アイク | メイミ | セバスチャン | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたはロミオなので いらっしゃいますか? その家名をお捨ててくれたら、 私も家名をお捨ていたします。 |
- | ロミオってなんでロミオなの? その家名、捨てて。 |
- |
ロミオ | - | ・・・その言葉、偽りはないでしょうな? もし、うそだと言うなら・・その時は・・・ |
- | ええ、おほん。 その言葉、確かに頂戴いたします。 ただ一言、私を恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼ですな。 今日からはもう、私はロミオでなくなります。 |
ジュリエット | まあ、ロミオ様でいらっしゃいますか? どうしてここへいらしたのでしょうか? 塀は高くて昇るのも大変だと思いますし、 あなたの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
- | あれ、ロミオ? 来たんだ? ここ、危ないよ。 |
- |
ロミオ | - | ・・・話を・・・そらしましたね・・・ | - | 台本と同じ |
ジュリエット | 私の身内に見つかってしまわれた場合、 おそらくロミオ様は殺されることと思います。 |
- | 身内が見つけたら、やばいけどね。 | - |
ロミオ | - | 私は・・・・・・構いませんが・・ | - | 荒くれ男の剣などよりも、 貴方の眼のほうがよほど怖いですぞ。 優しき貴方のまなざしさえあれば、 私は不死身になれますな。 |
衛兵1 | - | 声が・・・ 聞こえたのは・・・ この・・・ 辺りだ・・・ |
- | 声が聞こえたのはこの辺りですかな |
ジュリエット | 私の庭に入らないで頂きたいのです。 あなた方が庭にお入りになったばっかりに、 こずえで鳴いていた鳥たちがみな 逃げてしまったようです。 |
- | あ、ごめん。 入んないでくれる? |
- |
衛兵1 | - | ああ・・・・ ジュリエット・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・様・・・・・・・・・ ・・・・・何やらこちらで・・・・ 話し声が・・・・・・・・ したもので・・・・・・・・・ |
- | おお、ジュリエット様。 何やらこの辺りで声がしましたもので・・ |
ジュリエット | それは私が鳥たちに語っていた声だと 思われます。 お騒がせしたようで申し訳ございません。 |
- | 気にしないでいいよ。 じゃあね。 |
- |
衛兵2 | - | ・・・・・失礼をいたしました。 ・・・・・・・・・どうか・・・お許しください |
- | し、失礼をいたしました。 どうかこのとおり、非礼をお許し下さいませ。 |
ジュリエット | ロミオ様、これ以上ここにいると お命に関わると思われます。 どうか、今日のところはお引き取り下さい。 |
- | ロミオ、たぶんほんとに危ないよ。 今日は帰れば? |
- |
ロミオ | - | ・・・・・そうですか・・・ やはり・・・そうですか・・・・・・ |
- | 台本と同じ |
乳母 | 台本と同じ | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | 台本と同じ | - | んじゃ、あたし寝るね。 | - |
ロミオ | - | ・・もう一度・・・・・出てきてくれたなら・・ 私は・・・・・私は・・・・・・・ |
- | 台本と同じ |
ジュリエット | ロミオ様、やはり名残惜しいのです。 | - | ロミオ、やっぱりもうちょっと 話そうよ。 |
- |
ロミオ | - | う、うおおおおおおおおお!!!!! | - | 台本と同じ |
ジュリエット | ロミオ様、次は朝が参ります。 太陽など昇らなければ良いと思うのですが。 そうしたら貴方と2人、いつまでも こうしてお話していられるのですが。 |
- | ロミオ、もうすぐ朝だね。 | - |
乳母 | 台本と同じ | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | お休みなさいませ、さようならロミオ様。 | - | お休み、ロミオ。 | - |
ロミオ | - | お、おおおおおおおおおおおお!!! | - | 台本と同じ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
大失敗でございます。 | - | はは、こわれてんの。 | - |
ゴードン | ドミニク | ジーン | ペギィ | |
ジュリエット | - | - |
ロミオ、ロミオ。 |
- |
ロミオ | 台本と同じ | その言葉、確かに頂戴するぜ。 ただ一言、おれを恋人と 呼んでくれたなら、 明日からはもう、おれはロミオじゃない。 |
- | その言葉、確かにちょうだいする!!! ただ一言、おれを恋人と呼んでくれたなら 今日からはもう、 おれはロミオではない!!!! |
ジュリエット | - | - | まあ、ロミオ様? ・・・・ふふふ。 どうしてここへいらしたの? 貴方の身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
- |
ロミオ | 台本と同じ | あんな塀なんか飛び越えちまった。 | - | 恋の翼を軽く広げ!!!!! こんな塀など飛び越えた!!! |
ジュリエット | - | - | ・・ふふふ。 私の身内に見つかれば、 殺されますわよ。 |
- |
ロミオ | 台本と同じ | 荒くれ男の剣などよりも、 あんたの眼のほうがよっぽど怖いぜ。 あんたさえいてくれたなら、 おれは不死身になれる。 |
- | 荒くれ男よりも、 あんたの方が怖い!!!!!! あんたがいれば、 おれは不死身になれる!!!!!! |
衛兵1 | 声が聞こえたのはこの辺りですね。 | この辺りで声がしたな・・・ | - | 声が聞こえたのはこの辺りだ!!!!! |
ジュリエット | - | - | 私の庭を荒らさないでいただける? 憩いでいた鳥たちがみな 逃げてしまいました。 |
- |
衛兵1 | ああ、ジュリエット様、 あいかわらずお美しい。 いやね、何やらこちらで 話し声がしたもので・・ 紳士として放っておくわけにはいかない。 それでこうして、仲間と共に 探索をしているわけです。 |
おお、ジュリエット。 こっちで話し声が聞こえたんでな・・ |
- | おお、ジュリエット様!!!!! こっちで話し声がしたんだ!!! |
ジュリエット | - | - | ふふふ。 ・・・それは私が鳥たちに 語っていた声でしょう。 お騒がせしたようね。 |
- |
衛兵2 | 台本と同じ | 失礼した。 年寄りだからな、許せ。 |
- | 失礼した!!!!!! |
ジュリエット | - | - | 台本と同じ | - |
ロミオ | 台本と同じ | 台本と同じ | - | ジュリエット!!!!!! お別れか!?!?!? |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | - | - | それでは、幾千のごきげんようを・・ ふふふ・・・ |
- |
ロミオ | 台本と同じ | 突然消えられて、こっちは不機嫌だ。 おれにほれてるというんなら、 どうかもう一度顔を見せてくれ。 |
- | おれを好きだと言うのなら!! もう一度顔を見せてくれ!!! |
ジュリエット | - | - | ふふふ・・ロミオ様。 ・・・やはり名残おしいわ。 |
- |
ロミオ | 台本と同じ | 台本と同じ | - | ジュリエット!!!!!! おれの魂よ!!!!!! |
ジュリエット | - | - | ロミオ様、もう朝が来てしまします。 ふふふ・・ 太陽など昇らなければいいのに。 そうしたらあなたと2人、いつまでも こうしてお話ししていられるのに。 |
- |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | - | - | 台本と同じ | - |
ロミオ | 台本と同じ | 平和に眠りやがれ、ジュリエット!! その眠りにも平和にもなり、 あんたと一緒にいることが出来たなら! |
- | 平和に眠れ、ジュリエット!! おれももう寝る!!!!!! お休み!!!!!!!! |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | - | ふふふ・・・ こういうこともあるわね。 |
- |
ホルテス7世 | アーニー | マーサ | ビリー | |
ジュリエット | - | ・・ロ、ロミオ、ロミオ。 ど、どうしてあなたはロミオなの? その家名を お捨てになってくれたなら・・ 私も家名を捨てるのに。 |
ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたはロミオなんじゃ? その家名を捨てたら、 私も家名を捨ててもいいぞ。 |
- |
ロミオ | ふむ、ジュリエットか。 また妻が一人ふえるわけだな。 |
- | - | その言葉、確かに頂いた!! ただ一言、おれを恋人と 呼んでくれたなら、 その言葉こそ洗礼だ!! 明日からはもう、 おれはロミオじゃない。 |
ジュリエット | - | ま、まあ・・・ロミオ様? どうしてここへいらしたの? 塀は高くて登るのも大変だし、 あなたの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
おお、ロミオ。どうしてここへきたんじゃ? 塀は高くて登るのも大変じゃし、 あなたの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
- |
ロミオ | 塀が不満なのか。 そちが望むならさらに堅固なものに 建て直させるが。 |
- | - | 恋の翼を広げ、 こんな塀など飛び越えてやった! |
ジュリエット | - | 台本と同じ | 私の身内に見つかれば、 きっと殺されるぞ。 |
- |
ロミオ | 面白い。 身内を呼ぶがいい。 我が力を見せてやろう。 |
- | - | 台本と同じ |
衛兵1 | 台本と同じ | - | - | 声が聞こえたのはこの辺りだぜ? |
ジュリエット | - | 台本と同じ | 私の庭を荒らすな、このスカンピンども。 お前らのせいで、庭の獲物が 逃げたではないか。 |
- |
衛兵1 | ああ、ジュリエット姫、 何やらこちらで話し声がしたものでな・・・ |
- | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | それでは、幾千のごきげんようを・・ | それはおそらく獲物の挙げた 断末魔じゃろう。 |
- |
衛兵2 | そちの言い分もわかった。 苦しゅう無いぞ。 |
- | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | 台本と同じ | ロミオ、これ以上ここにいると 命に関わるぞ。今日は帰ることじゃ。 |
- |
ロミオ | 余はまだ下がれとは言っておらぬ。 | - | - | ジュリエット、今会ったばかりなのに、 もうお別れってか!? |
乳母 | - | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | ではな、寝るとするかの。 | - |
ロミオ | 突然消えられて、余は幾千にも不機嫌だ。 戻ってくるがいい、ジュリエット。 |
- | - | 冗談じゃねぇ。このまま帰れるか。 おれを愛してくれるというなら もう一度顔を見せろってんだ。 |
ジュリエット | - | 台本と同じ | おいロミオ、プライベートでもつきあって やろうか?遠慮するな。 |
- |
ロミオ | ふむ、しおらしく命に従うあたり、 みどころがある。 |
- | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | 台本と同じ | おお、そうか。 それでは今夜、忍んでいくぞ |
- |
乳母 | - | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | 今晩を楽しみにな。 | - |
ロミオ | ええい、だから余はまだ 下がれとは言っておらぬ。 |
- | - | 台本と同じ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | あ・・・ごめんなさい。 | 文句があるか? | - |
エリオット | キッド | マイク | ジェファーソン | |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | そ、そうです。 え、えーと・・ぼくは恋人です・・? 今日からロミオじゃありません。 |
台本と同じ | ははははは、 台本と同じ |
台本と同じ 新しい役職名は、おまえがつけてくれ!! |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ・・・こんな塀くらい、飛び越えました。 | 台本と同じ | 台本と同じ ははははは。 |
新しい役職名のため、 こんな塀など飛び越えた!! |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | お、男の人より、あなたの方が怖いです。 あ、あと、僕は不死身です。 |
荒くれ男の剣などよりも、 あなたの眼の方がよっぽど怖い。 優しきあなたのまなざしさえあれば、 僕はどんな難事件でも解決できる!! |
台本と同じ ははははは。 |
荒くれ男よりも、 |
衛兵1 | こ、声がしたのはこの辺りだよね。 | 声が聞こえたのはこの辺りだ。 事件の匂いがするぞ。 |
台本と同じ | 声が聞こえたのはこの辺りだな! |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵1 | ジュリエット様、 こちらから話し声が聞こえたんです。 |
台本と同じ | 台本と同じ | ああ、ジュリエット様。 なにやらこちらで話し声がしたものでな!! |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵2 | し、失礼しました。 どうかお許しください。 |
失礼しました。 他を捜査します。 |
台本と同じ | 失礼した!!! |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ええっと・・も、もうお別れですか? | 台本と同じ | 台本と同じ | ジュリエット、まだ役職名をつけてもらって いないが? |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ・・ぼ、僕のことが好きならばもう一回 出てきてくれるはずです・・ |
台本と同じ | 台本と同じ | 突然消えられて、こっちは幾千にも 不機嫌だ。 どうか早くおれに役職名をくれ。 |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ああ、ジュリエットは僕の理想だ! | 台本と同じ | ははははは、ジュリエット、僕の魂よ! | おお、ジュリエット、名前をくれ!! |
ジュリエット | - | - | - | - |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | え、えーと・・眠ってくださいジュリエット・・ ・・だっけ? |
台本と同じ | 台本と同じ ははははは。 |
早く、おれにすばらしい役職名を つけてくれ! |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | - | - | - |
キャシィー | ゴロウ | アーサー | ムト | |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | そ、その言葉確かに頂戴いたします。 ただ一言、おれを・・・ その・・そのだな・・・ ・・・・・なんでもない。 |
そ、その言葉確かに頂戴いたします。 ただ、一言、僕を・・ その・・・こ、恋人と呼んでくれたなら、 今日からもう、僕はロミオではなくなります。 |
そ、その言葉、 確かにちょうだいいたします。 えっと、ただ一言、 僕を恋人と呼んでくれたなら、 ・・・・・・・・・・なら、 その言葉こそ新しき洗礼、 今日からはもう、僕はロミオでなくなリます。 |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | なんとなくだ。 | こ、こ、恋の翼を広げ・・ こんな塀など飛び越えました。 |
こここいの、つばさをひらげて、 へいをとびこえました。 |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | そうか。 | け、剣よりも・・ペンは強く・・ けれどあなたの目はそれ以上に・・ |
あらくれ男のケンなどよりも、 あなたの眼の方がよっぽど怖い。 優しきあなたのまなざしさえあれば、 僕は節目になれる。 |
衛兵1 | - | 台本と同じ | 台本と同じ | 声が聞こえたのは この辺だワン。 |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
衛兵1 | - | 台本と同じ | 台本と同じ | わ、ジュリエット様だ。 こっちから話し声が 聞こえたんだワン。 |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
衛兵2 | - | 台本と同じ | 台本と同じ | うわー、ごめんなさーい。 |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | そうだな。 | ジュ、ジュリエット、 もうお別れなのでしょうか? |
ジュリエット、も、もう、 声を交わしたばかりですよ? |
乳母 | ヘイ、お嬢様ーーー!! | - | - | - |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | ・・・・・・・・ | と、突然消えられて・・ 僕はとまどっています。 ぼ、僕をその・・・あ、あ、愛していると いうのなら、どうかもう一度、 顔を見せてくれないでしょうか。 |
あ、えっと、終わりですか? |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | !!!! | ジュ、ジュリエット!! | あ、終わりじゃないんだ。 |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
乳母 | ヘい、お嬢様ーーー!! | - | - | - |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | ・・・・・・帰って風呂にでも入るか。 | あ、あなたの目には眠りがおとずれ、 胸は平和に安らぎますよう! そ、それで・・僕は・・・ とにかくそばにいます! |
え、えっと・・・ こ、こいのつばさをかるくひろげ、 ヘイととびこえました。 |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
・・・・・・・ | - | - | - |
トウタ | ミオ | ディアス | イク | |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | ロ、ロミオ・・さま。 どうしてあなたは ロミオ・・さまなのでしょう? その家名をお捨てになってくれたなら、 私も・・か、家名を捨てるのに。 |
ロミオ | あ、え・・・ あ・・・・う・・ う・・・・・ ジュ、ジュリエット・・さま。 |
- | ええっと・・ なんでしたっけ。 私はロミオじゃありません・・・ でした? |
- |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | ま、まあロミオ様? どうしてここへいらしたの? 塀は高いし、あなたの身分なら 死も同然のこの場所へ? |
ロミオ | え、ええっと・・・ですね。 ・・・すいません。 |
- | あ、そうなんですか。 それは困ったことになってますね。 |
- |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | え、えぇ・・・ あ、あのですね、 私の身内に見つかれば、 きっと殺されますよ。 |
ロミオ | ・・・・・すみません。 | - | え、そうなんですか。 逃げたほうが良さそうですね。 |
- |
衛兵1 | こ、声が・・このあたりで・・ | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | あ、あの、庭に入らないで下さい。 鳥がみんな逃げてしまいました。 |
衛兵1 | え、あ・・すみません。 | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | ・・それはわたしが鳥たちに 話しかけていた・・声です。 お騒がせしました。 |
衛兵2 | うぅ・・・・ ・・すみません。 |
- | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
ロミオ | えぇ・・・ あぁ・・・・・すみません。 |
- | ええっと・・ 帰っていいんですか? |
- |
乳母 | - | 台本と同じ | - | お嬢様・・・ |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | それでは・・失礼します。 |
ロミオ | ・・・・・・・・・・ | - | ・・・私も帰ろうかね。 | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | あ、ロミオ様・・ すみません、また戻ってきてしまいました。 |
ロミオ | ・・・・・・・・・はい。 | - | お、出てきた。 | - |
ジュリエット | - | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
乳母 | - | 台本と同じ | - | お嬢様・・・早くこちらへ。 |
ジュリエット | - | ・・・・さよなら・・ | - | 台本と同じ |
ロミオ | えぇ・・・・・っと・・・ ・・・すみません。 |
- | じゃあ、帰りますね。 | - |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | え、えーと・・・ | - | やっぱり、私に演技は・・・ |
ネイ | ルース | アップル | アンヌ | |
(セットが壊れたあと) ジュリエット |
芸の道はけわしいですね。 | そんな年じゃないからね・・・ | ・・・がんばったんだけど・・ | 演技は難しいね。 |