幻想水滸伝3 演劇 ロミオとジュリエット
花の都を舞台に、互いに憎しみを募らせる2つの名家。
その両家に生まれた男女が、許されぬ恋に身をゆだね、悲劇的な結末に至るまでを描いた名舞台。
今回上演されるのはロミオとジュリエットが互いに想いを伝えあう第2幕。高度な演技力が要求される。
「台本」はまともにしゃべるキャラのセリフを参考にしてます。セリフが台本とあまり変わらない場合、「台本と同じ」にしています。
*台本と同じセリフだけのキャラ(ビッチャム、フッチ、メルヴィル、ナッシュ)は省きました。
台本 | ヒューゴ | クリス | ゲド | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたはロミオなの? その家名をお捨てになっててくれたなら、 私も家名を捨てるのに。 |
・・・・・・・・・ |
ろ、ろみ・・お・・・さま。 | − |
ロミオ | その言葉、確かに頂戴いたします。 ただ一言、僕を恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼、 今日からはもう、僕はロミオでなくなります。 |
台本と同じ | − | ・・・・ |
ジュリエット | まあ、ロミオ様。どうしてここへいらしたの? 塀は高くて登るのも大変だし、 貴方の身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
あ、ああ・・ロミオ様? どうしてここへ来たんだ? 塀は高くて登るのも大変だし、 あなたの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
・・・・・ | − |
ロミオ | 恋の翼を軽く広げ、 こんな塀など飛び越えました。 |
台本と同じ | − | ・・・・・・・・へいをとびこえた。 |
ジュリエット | 私の身内に見つかれば、 きっと殺されますわよ。 |
・・・・・・・・・ | ・・・・・・・・・・・ | − |
ロミオ | 荒くれ男の剣などよりも、 貴女の眼のほうがよっぽど怖い。 優しき貴女のまなざしさえあれば、 僕は不死身になれる。 |
台本と同じ | − | ・・・・・・・・そうか。大変だな。 |
衛兵1 | 声が聞こえたのはこの辺りだ。 | 台本と同じ | − | ・・・・・ |
ジュリエット | 私の庭を荒らさないで。 あなた方のせいで、憩いでいた鳥がみな 逃げてしまった。 |
ごめん、おれ、逃げていいかな? | え、ええっと・・・ | − |
衛兵1 | ああ、ジュリエット様、 なにやらこちらで話し声がしたもので・・ |
台本と同じ | − | ・・話し声がした・・のだ。 |
ジュリエット | それは私が鳥たちに語っていた声でしょう。 お騒がせしたようね |
誰か代わってくれ・・ | う、うん。 | − |
衛兵2 | 失礼をいたしました。 どうか非礼をお許しください。 |
台本と同じ | − | ・・・・・・・ |
ジュリエット | ロミオ様、これ以上ここにいると お命に関わります。どうか、今日は お戻りください。 |
・・・・・・帰ってくれ。 | ・・・・なんだ、文句でもあるのか。 | − |
ロミオ | ジュリエット、今言葉を交わしたばかりなのに、 まさかもうお別れをしなければならないのか? |
台本と同じ | − | ・・・・・・・ |
乳母 | お嬢様ーーー | − | − | − |
ジュリエット | それでは、百倍にも千倍にもごきげんよう | ・・・おれ、帰るよ・・ | わ、私はもう帰るぞ。 | − |
ロミオ | 突然消えられて、こっちは幾千にも 不機嫌だ。僕を愛しているというのなら どうかもう一度顔を見せてくれ。 |
台本と同じ | − | おれも帰っていいか? |
ジュリエット | ロミオ様、やはりお名残惜しいわ。 | いや、きみのことが きらいってわけじゃないからね。 ただ、なんとなくね。 |
支配人に追い返された。 | − |
ロミオ | ああ、ジュリエット、僕の魂よ!! | 台本と同じ | − | ・・・・・・・・・・・・・ |
ジュリエット | ロミオ様、もう朝がきてしまう。 太陽など昇らなければいいのに。 そうしたら貴方と2人、いつまでも こうしてお話していられるのに。 |
・・・・ | あ、ああ・・ | − |
乳母 | お嬢様ーーー。早くこちらへーーー | − | − | − |
ジュリエット | おやすみなさい、さようならロミオ様。 | ・・・・・・・じゃあね。 | こ、これで帰っていいんだな? ・・勘弁してくれ。 |
− |
ロミオ | 貴女の眼には眠り、胸には平和が宿りますよう! その眠りにも平和にもなり、貴女の傍らにいることが 出来たなら! |
台本と同じ | − | ・・・・・・・・・・・やっと終わりか。 |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
(キャラによって変わります) | ・・・かんべんしてくれ。 | だから私に演技は無理だと・・ | − |
ルシア | フレッド | リコ | ビッキー | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたはロミオなのだ? その家名を捨てたなら、 私も家名を捨てるのだが。 |
− | ロ、ロミオ、ロミオ。 どうしてあなたはロミオなの? その家名をお捨てになってくれたなら、 私も家名を捨てるのに。 |
え?ロミオ様? ロミオ様がロミオ様? |
ロミオ | 台本と同じ | その言葉、 このフレッド・マクシミリアンが 確かに頂戴した。 きみがおれを恋人と呼んでくれるなら、 明日からはおれはロミオではない |
− | − |
ジュリエット | なに、ロミオ?どうしてここに来たのだ? 塀は高くて登るのも大変だろうし 貴方の身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
− | まあ、ロミオ様? どうしてここへいらしたの? えっと・・あなたの身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
まあ、ロミオ様? |
ロミオ | 台本と同じ | あんな塀など、この剣で一刀両断だ! | − | − |
ジュリエット | 私の身内に見つかれば、きっと殺されるぞ。 | − | 私の身内に見つかれば、 きっと殺されますよ。 |
え、ロミオ様が殺されました? |
ロミオ | 台本と同じ | 上等だ!! おれを倒せるものなら倒してみろ!! おーーい、番兵ども!!!!!! 侵入者はここだ!!ここにいるぞーーー!! |
− | − |
衛兵1 | − | 台本と同じ | − | − |
ジュリエット | 私の庭を荒らさないでくれ。 あなた方のせいで、鳥がみな 逃げてしまったではないか |
− | 私の庭を荒らさないで。 あなた方のせいで、鳥たちがみんな 逃げてしまったわ。 |
あの、誰ですか、あなたは? |
衛兵1 | − | ああ、ジュリエットか、 なにやらこちらで話し声がしたのでな! |
− | − |
ジュリエット | それは鳥たちに語っていた声だろう。 お騒がせしたようだね。 |
− | それは私が鳥と話してた声でしょう。 お騒がせしました。 |
ええ、あなたは誰? |
衛兵2 | − | では失礼する。 | − | − |
ジュリエット | ロミオ、これ以上ここにいると 命に関わりそうだ。 今日はもう帰ったほうがいいかもな |
− | ロミオ様、これ以上ここにいると お命に関わります。どうか、今日は お戻りください。 |
ええっと・・何でしたっけ? これ、劇ですよね? |
ロミオ | 台本と同じ | ジュリエット、 今のは逃げたんじゃないぞ! きみの庭を血で汚さないために、 あえて隠れたんだ! |
− | − |
乳母 | 台本と同じ | − | 台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | − | それでは、ごきげんよう。 | さようなら |
ロミオ | 台本と同じ | 台本と同じ | − | − |
ジュリエット | ロミオ、やはり名残おしい。 | - | ロミオ様、やはりお名残おしいです。 | ええっと・・・ それで誰だっけ、あなた? |
ロミオ | 台本と同じ | ああ、ジュリエット、わが魂よ!! 不肖フレッド・マクシミリアン、 この剣にかけて きみを一生涯守り抜くことを誓おう! |
− | − |
ジュリエット | ロミオ、もうすぐ朝になるようだね。 太陽など昇らなければいい。 そうすれば貴方と2人、 いつまでもこうして話していられた。 |
− | ロ、ロミオ様、もう朝が来てしまう。 えっと・・ そうしたらあなたと2人、いつまでも こうしてお話していられるのに。 |
あっ・・・・・・・・・ あなた、ロミオ様だっけ? |
乳母 | 台本と同じ | − | 台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | ・・お休み。さようならロミオ。 | − | 台本と同じ | ちがったっけ・・・・・? |
ロミオ | 台本と同じ | 台本と同じ | − | − |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
・・・・・・・私のせいか? | − | 演技はむずかしいですね。 | あれ? どうしたの??? |
ジョー軍曹 | アイラ | ロラン | リリィ | |
ジュリエット | − |
・・ロ、ロミオ、ロミオ。 |
− | ロミオ、ロミオ。 どうして、貴方はロミオなの? |
ロミオ | その言葉、確かに頂戴する。 ただ一言、俺を恋人と呼ぶなら、 それが洗礼だ。 今日からは、俺はロミオじゃない。 |
− | その言葉、確かに頂戴いたします。 | − |
ジュリエット | − | まあ、ロミオ様? どうしてここへいらしたの? 塀は高くて登るのも大変だし、 あなたの身分を考えたなら、 殺されても仕方がないのに? |
− | まあ、ロミオ様! 塀をよじのぼってまで 私に会いに来たのね? |
ロミオ | こんな塀ぐらい、 軽いダックの翼で飛び越えたさ |
− | 塀など飛び越えました。 | - |
ジュリエット | − | 私の身内に見つかれば、 きっと殺されますよ |
- | 私の身内に見つかれば、 きっと殺されるのに。 殺されてもいいほど 私を愛してしまったのね? |
ロミオ | 荒くれ男の剣などよりも、 きみの眼のほうが怖いな。 優しきそのまなざしさえあれば、 俺は不死身になる。 |
- | 荒くれ男の剣などよりも、 貴女の目のほうがよっぽど怖い。 |
- |
衛兵1 | 台本と同じ | − | 台本と同じ | − |
ジュリエット | − | 私の庭を荒らさないで。 あなた方のせいで、 休んでいた鳥たちがみな 逃げてしまった |
- | 私の庭を荒らさないで。 あなた方のせいで、私の鳥がみな 逃げちゃったじゃないのよ! |
衛兵1 | 台本と同じ | - | 台本と同じ | - |
ジュリエット | − | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
衛兵2 | 失礼した。 どうか非礼を許してくれ、 ジュリエット様。 |
− | 台本と同じ | − |
ジュリエット | − | 台本と同じ | - | ロミオ様、これ以上ここにいると 命に関わるわ。今日はもう帰っていいわよ |
ロミオ | おいおいジュリエット、 うたげは始まったばかりだぜ? まさかもうさよならか? |
- | もうお別れですか。 | - |
乳母 | − | 台本と同じ | − | 台本と同じ |
ジュリエット | − | 台本と同じ | - | それでは百倍にも千倍にもごきげんよう。 私の姿を夢の中で見ることね。 |
ロミオ | 台本と同じ | - | ああジュリエット、 どうかもう一度顔を見せてくれ。 |
- |
ジュリエット | − | ロミオ様、 もうちょっとお話したいです。 |
- | ロミオ様、もう朝がきてしまう。 朝日が昇らなければ、 私といつまでもお話して いられるのにね。 |
ロミオ | ジュリエット、それでこそ俺が惚れた女だ。 | - | ああ、ジュリエット。 | - |
ジュリエット | − | ロミオ様、もう朝がきてしまう。 太陽など昇らなければいのに。 そうしたら貴方と2人、いつまでも こうしてお話していられるのに。 |
- | ロミオ様、もう一度私の姿を見せてあげるわ。 よく目に焼き付けておきなさい |
乳母 | − | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
ジュリエット | − | 台本と同じ | - | 台本と同じ |
ロミオ | きみの目には眠り、 胸には平和が宿るよう祈っている。 そしておれは、出来るならその眠りになりたい |
- | よくお休みください、 ジュリエット。 |
- |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
− | これ、直しといてね。 | - | ロミオ役!! ちゃんとやりなさいよ!!!!! |
リード | サムス | エース | レオ | |
ジュリエット | − | − | − | − |
ロミオ | その言葉、頂戴しようじゃないか。 ただ一言、俺を恋人と呼ぶなら、 それが洗礼だ。 明日から、俺はロミオじゃない |
台本と同じ | その言葉、確かに頂戴しますよ。 ただ一言、おれを恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ洗礼ってやつです。 今日からはもう、おれはロミオでなくなります |
そ、その言葉、確かに頂戴いたします。 私は明日からロミオではありません。 |
ジュリエット | − | − | - | - |
ロミオ | こんな塀ぐらい、軽い恋の翼で飛び越えたさ | 台本と同じ | こんな塀ぐらい、 恋の翼でひょいと飛び越えました。 |
塀など飛び越えました。 |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | 荒くれ男の剣などよりも、 貴女の目のほうがよっぽど怖いぜ? 優しきそのまなざしさえあれば、 俺は不死身になる |
台本と同じ | 荒くれ男の剣などよりも、 貴女の目のほうが怖いですね、 どっちかというと。 優しきそのまなざしさえあれば、 おれは不死身になれる |
おお、私は不死身です。 |
衛兵1 | 台本と同じ | この辺りから声が聞こえたぞ | 台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵1 | 台本と同じ | えっと、ジュリエット様、 何やらこちらで声がしたもので・・・ |
ああ、ジュリエット様、ジュリエット様。 何やらこちらで話し声がしたもんで・・ |
台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵2 | 台本と同じ | おっと、これは失礼しました。 どうか非礼をお許しください。 |
台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | おいおいジュリエット、 パーティーは始まったばかりだぜ? もうさよならとはつれないな。 |
台本と同じ | ジュリエット、 今言葉を交わしたばかりなのに、 まさかもうお別れをしなければ ならないんですかね? |
もうお別れですか? |
乳母 | − | − | 台本と同じ | − |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | 台本と同じ | 突然消えられて、 こっちは百倍にも千倍にも不機嫌だ。 おれに惚れてるっていうんなら、 もう一度出てきてくれてもいいだろう? |
おお、どうかもう一度顔を見せてくれ |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ジュリエット、それでこそ俺の女だ。 | 台本と同じ | 台本と同じ | おお、ジュリエット!! |
ジュリエット | - | - | - | - |
乳母 | - | - | 台本と同じ | − |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | きみの目には眠り、 胸には平和が宿るよう祈っている。 出来るならその眠りとなり平和となり、 常に君の胸の上で安らぎたいさ! |
台本と同じ | よく休み、よく眠れジュリエット! おれは明日も仕事だ、ちくしょう! |
おお、ジュリエット! よく眠ってくれ! |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | - | - | - |
クイーン | ジャック | ジョーカー | デューク | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ、 どうしてあんたはロミオなんだい? その家名を捨ててくれたなら、 私も家名を捨てるんだがね。 |
・・・・・・・ | - | - |
ロミオ | その言葉、確かに。 ただ一言、僕を恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼、 今日からはもう、僕はロミオではない |
・・・・・・・・・・・・・ | その言葉、確かに頂戴したぞ。 ただ一言、わしを恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼、 今日からはもう、わしはロミオではないぞ。 |
台本と同じ |
ジュリエット | やあ、ロミオじゃないか。 塀を乗り越えて私に会いに来たのかい? 死も同然のこの場所へ? |
・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
ロミオ | こんな塀くらい、 軽い恋の翼をつかい飛び越えた。 |
・・・・・・・・・・・・・・ | こんな塀は、魔力で飛び越えてやったわ。 | 台本と同じ |
ジュリエット | ・・ふふ。 私の身内に見つかれば、きっと殺されるよ。 |
・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | ・・・・・・・・・・・・ | 若いもんにはまだまだ負けんぞ! | 台本と同じ |
衛兵1 | 声が聞こえたのはこの辺りね。 | ・・・・・・・ | 声が聞こえたのはこの辺りかのう。 | 台本と同じ |
ジュリエット | 私の庭を荒らさないでもらえる? 出て行ってもらえると嬉しいね。 |
・・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
衛兵1 | 台本と同じ | ・・・・・・声が聞こえた・・ | おお、ジュリエット様、 何やらこちらで話し声がしたので。 |
おお、ジュリエット様、 何やらこちらで話し声がしたんで・・・ |
ジュリエット | それは私が鳥たちに語っていた声でしょう。 お騒がせしたようだね |
・・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
衛兵2 | 失礼した。許してくれ。 | ・・・・・・・・・・ | 失礼をした。 もともと気が利かない方なんでな。 勘弁してくれ。 |
台本と同じ |
ジュリエット | ロミオ、これ以上ここにいると 命に関わるよ。 今日はこれで帰ったほうがいいかもね。 |
・・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | ・・・・・・・・・・・・・・・ | うん、もう終わりなのか? まだまだ演じ足りんぞ。 |
台本と同じ |
乳母 | 台本と同じ | - | - | - |
ジュリエット | それでは、百倍にも千倍にもごきげんよう。 | ・・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
ロミオ | ジュリエット、僕を愛しているというのなら、 どうかもう一度顔を見せてくれ。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | 突然消えられて、こっちは百倍にも千倍にも 不機嫌だ。わしを愛しているというのなら、 どうかもう一度顔を見せてくれ。 |
台本と同じ |
ジュリエット | ロミオ、名残惜しい。 | ・・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
ロミオ | ああ、きみこそ僕の魂!! | ・・・・・・・・・・・・ | ああ、ジュリエット、わしの魂よ!! | 台本と同じ |
ジュリエット | ロミオ、もう朝が来るよ。 太陽など、昇らなければいいのにな。 そうしたら貴方と2人、いつまでも こうして話していられるのにな。 |
・・・・・・・・・・・・・・・ | - | - |
乳母 | 台本と同じ | - | - | - |
ジュリエット | お休み、さようならロミオ。 | ・・・・・・女役は・・・難しいな・・・・・ | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・もう終わりか? ・・・・・早いな。 |
うぬぅ、これで終わりか? わしの本領発揮はこれからなんじゃが・・ |
台本と同じ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
ロミオ役がねぇ・・・・ | ・・・まだ出番があったのか。 | - | - |
エレーン | ニコル | トーマス | セシル | |
ジュリエット | あぁ、ロミオ、ロミオ。 どうしてあんたはロミオなの? その家名を捨てたら、 私も家名を捨てるのに。 |
- | - | ロミオ、ロミオ!!! どうしてあなたはロミオなの!? その家名をお捨てになっててくれたなら、 私も家名を捨てるのに!! |
ロミオ | - | その言葉、 確かに、頂戴いたします。 ただ一言、 僕をコイビトと呼んでくれたなら、 その言葉、こそ新しき洗礼、 今日からはもう、 私はロミオで、なくなります |
そ、その言葉、確かに頂戴いたします。 ただ一言、僕を・・その・・こいび・・とと 呼んでくれたなら、 今日からはもう、僕はロミオで、なくなります |
- |
ジュリエット | あれ、ロミオ? なんでここへ来たの? あの塀をよじ登るのは 大変じゃなかった? |
- | - | まあ、ロミオ様。どうしてここへ??? 塀は高くて登るのも大変だし、 貴方の身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ! |
ロミオ | - | コイの翼を、軽く広げ、 こんなヘイなど、飛び越えました。 |
こんな塀くらい、かるいつばさで・・ ・・飛び越えました。 |
- |
ジュリエット | 私の身内に見つかれば、 殺されるよ。 |
- | - | 私の家族に見つかったら、殺されますよ!? |
ロミオ | - | 台本と同じ | け、剣よりあなたの眼のほうが怖い ・・ですよ |
- |
衛兵1 | - | こ、声が聞こえたのは この・・・辺り・・・ |
声が聞こえたのはこの辺りです。 | 声が聞こえたのはこの辺りね!! 出てこい!泥棒!! |
ジュリエット | ちょっと! いいとこなんだから入ってこないでよ! |
- | - | 私の庭、荒らさないで! 2人のせいで、休んでいた鳥がみな 逃げちゃったじゃない! |
衛兵1 | - | ああ、ジュリエットさま、 話し声がしたもので・・・ |
あ、ああ、ジュリエット様・・ な、何やらこちらで話し声がしたもので・・ |
あ、ジュリエット様!! こちらで話し声が聞こえたもので!! |
ジュリエット | なんでもいいよ! いいから行きなさい! |
- | - | それは多分、私の独り言です! |
衛兵2 | - | 台本と同じ | 台本と同じ | 失礼しました!!! どうか非礼をお許しください!!! |
ジュリエット | ロミオ、やっぱ無茶みたいだね。 今日は帰りなよ。 |
- | - | ロミオ様、これ以上ここにいると 危ないみたいです。どうか、今日は お戻りください! |
ロミオ | - | 台本と同じ | ジュ、ジュリエット、もうお別れですか? | - |
乳母 | お嬢様!! | - | - | - |
ジュリエット | じゃあね。元気で。 | - | - | それでは、百倍も千倍もごきげんよう!! |
ロミオ | - | 台本と同じ | えーと・・ 僕のことを・・その・・あ、あ・・ ・・・てるなら、帰ってきてもらえると助かるな |
- |
ジュリエット | ごめん、やっぱりもうちょっと。 | - | - | ロミオ様、帰ってきちゃいました!! |
ロミオ | - | 台本と同じ | あ、ああ、ジュリエット。 | - |
ジュリエット | あー−あ、もう朝だね。 太陽が昇らなきゃ、もうちょっと 話していられたんだけど。 |
- | - | ロミオ様、もう朝がきてしまいます! ああ、太陽が昇らなければいいのに! そうしたら貴方と2人、いつまでも こうしてお話していられるのに!! |
乳母 | お嬢様!!早くこちらへ! | - | - | - |
ジュリエット | お休み、ロミオ。 | - | - | お休みなさい、さようならロミオ様! |
ロミオ | - | 台本と同じ | さ、さようならジュリエット。 | - |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
・・・ロミオ役が悪いんだからね。 | - | - | あれ? こわれちゃいましたよ? |
ガウ | デュパ | シバ | バズバ | |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | その言葉、確かに頂戴した。 | その言葉、確かに頂戴した。 | その言葉、確かに頂戴しよう。 私を名誉ある戦士と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼、 明日からはもう、私はロミオではない。 |
台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | あんな塀など飛び越えました。 | あんな塀など打ち壊した。 | あんな塀ごとき、粉々にしてやった | 我がクランの脚力を持ってすれば、 こんな塀など飛び越えるのはたやすい。 |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | 剣など恐れるものか。 | 台本と同じ | 台本と同じ | 人間どもの剣よりも、 貴女の眼のほうがよっぽど怖い。 優しき貴女のまなざしさえあれば、 私は不死身になれる。 |
衛兵1 | 声がしたのはこのあたりだ− | 台本と同じ | 台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵1 | 台本と同じ | 台本と同じ | 台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵2 | 台本と同じ | 失礼をいたした。 無礼を許し願いたい。 |
台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ジュリエット、 まさかもうお別れなのか? |
ジュリエット、まさかもう お別れをしなければならないのか? |
ジュリエット、今言葉を交わしたばかりなのに、 まさかもう別れを告げるというのか? |
台本と同じ |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | 突然消えられて、こっちは不機嫌だ。 おれを想うというのなら、 もう一度顔を見せるがいい。 |
突然消えられて、 名誉を傷つけられた思いだ。 私を軽んじないというのなら もう一度顔を見せてくれ。 |
台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | ジュリエット!! | おお、ジュリエット!! | 台本と同じ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | - | - |
乳母 | - | - | - | - |
ジュリエット | - | - | - | - |
ロミオ | あなたの目には眠りが訪れ、 胸は平和に安らぎますよう! |
台本と同じ | 台本と同じ | 台本と同じ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | - | - | - |
フランツ | アヤメ | ワタリ | サロメ | |
ジュリエット | - | ロミオ、ロミオ。 どうしてあんた、ロミオなの? |
- | - |
ロミオ | その言葉、確かにちょうだいします。 ただ一言、おれを 恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼・・ 今日からはもう、私はロミオでなくなります。 |
- | ・・・・ | ・・その言葉、確かに頂戴いたします。 |
ジュリエット | - | ああ、ロミオ? どうしてここへ来た? 忍びならともかく、普通の人間にとっては 塀は高くて登るのも大変だし、 貴方の身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
- | - |
ロミオ | ルビに乗って、 塀を飛び越えました。 |
- | ・・・・・ | ・・ええ。無策です。 |
ジュリエット | - | 私の身内に見つかれば、きっと殺されるよ。 手練ぞろいだからね。 |
- | - |
ロミオ | 台本と同じ | - | ・・・・ | ・・・・ええ。無謀とも言えます。 |
衛兵1 | 台本と同じ | - | ・・・・・・・ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | 勝手にうろつくな。 あんたらのせいで、鳥が逃げてしまった。 |
- | - |
衛兵1 | 台本と同じ | - | ・・・・・・・ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | それは私が鳥たちに語っていた声だ。 お騒がせしたね。 |
- | - |
衛兵2 | 台本と同じ | - | ・・・・ | 台本と同じ |
ジュリエット | - | ロミオ、これ以上ここにいると まずいみたいだ。帰れ。 |
- | - |
ロミオ | 台本と同じ | - | ・・・・・・ | ・・・ええ。ですが台本上、 私は戻ってはいけないようです。 |
乳母 | - | おじょうさんーーー | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | じゃあね。 | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | - | ・・・・ | ・・・・ |
ジュリエット | - | 帰ったとみせかけ、不意打ちだ。 | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | - | ・・・・・・・・・ | ええ・・・・ |
ジュリエット | - | ロミオ、もう朝が来る。 ・・太陽など昇らなければいい。 |
- | - |
乳母 | - | おじょうさんーーー | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | じゃあね、さよならロミオ。 | - | - |
ロミオ | 台本と同じ | - | ・・・・・・ | ええ・・・・・・ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | ・・・・・・・ | - | - |
アラニス | ワイルダー | レット | ジンバ | |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | その言葉、確かに頂戴をしました。 明日からぼくはロミオじゃありません。 |
そ、その言葉、 たたたしかにちょうだいしました。 だからぼくは名前を捨てます。 |
台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | この翼を軽く広げ、 塀をとびこえました。 |
へ、へ、塀をとびこえました。 | 台本と同じ |
ジュリエット | 私の身内に見つかれば、 殺されてしまうのよ。 |
- | - | - |
ロミオ | - | 荒くれ男の剣はこわいです。 ですけどあなたの目もこわいです。 |
あ、荒くれ男より、 あ、あなたの方がよっぽど怖いです。 |
台本と同じ |
衛兵1 | - | 台本と同じ | 声が聞こえたのはこの辺り? | 台本と同じ |
ジュリエット | それは私が鳥たちに語っていた声よ。 | - | - | - |
衛兵1 | - | 台本と同じ | 台本と同じ | ああ、ジュリエットさん、 何だかこっちで話し声がしたもので・・ |
ジュリエット | - | - | - | - |
衛兵2 | - | 失礼しました。 | 台本と同じ | おっと、すまない。 そう目くじらを立てないでくれ。 |
ジュリエット | ロミオ様、これ以上ここにいると危ないです。 今日は帰った方がいいかもしれません。 |
- | - | - |
ロミオ | - | ジュリエットさん、 まさかもうお別れですか? |
ジュ、ジュリエット、 お別れなのでしょうか。 |
台本と同じ |
乳母 | 台本と同じ | - | - | - |
ジュリエット | それでは、百倍も千倍もごきげんよう! | - | - | - |
ロミオ | - | ああ、どうかもう一度 顔を見せてください。 |
え、ええっと・・・ おねがいだから、も、もういちど 顔をみせてください。 |
台本と同じ |
ジュリエット | ロミオさま、帰ってきました! | - | - | - |
ロミオ | - | ああ、ジュリエットさん、 僕のたましいよ! |
ああ、ジュリエットと ぼくのタマシイよ。 |
台本と同じ |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
乳母 | 台本と同じ | - | - | - |
ジュリエット | 台本と同じ | - | - | - |
ロミオ | - | どうかすこやかに眠ってください ジュリエットさん。 僕もそろそろ帰って寝ます。 |
お、お休みなさい、 ジュリエット。 ぼくも・・もう帰りたいです。 |
台本と同じ |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
・・・ロミオ役のせいよ。 | - | - | - |
ベル | メル | 犬 | ギョ−ム | |
ジュリエット | ロミオ、ロミオ。 どうしてきみはロミオなの? その家名を捨ててくれたら、 私も家名を捨てるのに。 |
ロミオさん、ロミオさん。 どうしてあなたはロミオさんなの? その家名を捨ててくれたら、 私も家名を捨てるのに。 |
・・・・・・アゥ。 (コニー) |
- |
ロミオ | - | - | - | 家名を捨てるんですか? 僕は捨てませんよ。 あなたが勝手に捨てればいいじゃないですか。 |
ジュリエット | まあ、ロミオ? どうしてここに来たの? 塀は高くて壊すのも大変だし、 貴方が来たら殺されてしまう この場所へ? |
あれ、ロミオさん? どうしてここに? 塀は高くて登るのも大変だし、 貴方の身分を考えたなら、 死も同然のこの場所へ? |
ウー−・・・・・アゥ。 (コニー) |
- |
ロミオ | - | - | - | ほほほほほほほー−。それは秘密です。 |
ジュリエット | 私の身内に見つかれば、 きっと殺されるよ。 |
私の身内に見つかれば、 きっと殺されちゃいますよ。 |
ウー−−−・・・・・・・・・ (コニー) |
- |
ロミオ | - | - | - | うわあ、それはこわい! こわい、こわい、こわいよぉぉぉ。 |
衛兵1 | - | - | ・・・ホゥゥゥ・・・・ (コサンジ) |
声が聞こえたのはこの辺り ですよほーーい。 |
ジュリエット | 庭を荒らしちゃダメ。 あんたらのせいで、鳥がみんな 逃げちゃった。 |
私の庭を荒らさないで。 あなた方のせいで、鳥がみんな 逃げちゃいました。 |
アウアウ! (コニー) |
- |
衛兵1 | - | - | ・・・ホゥゥゥ・・・・ (コサンジ) |
ほほーーい、ジュリエット様ーーー こちらで話し声が聞こえたんですよーーー |
ジュリエット | 私、乙女だから鳥とお話してたんだ。 お騒がせしたようね。 |
それは私が鳥とお話してた声でしょう。 お騒がせしたようですね。 |
・・・・・・・・・・・・・・・ (コニー) |
- |
衛兵2 | - | - | ・・・・・・アイエオ〜 ・・・・・・アイウオ〜 (コゴロウ) |
失礼したよほーーい。 ゆるしてよほーーい。 |
ジュリエット | ロミオ、これ以上ここにいると 危ないよ。 今日は帰って。 |
ロミオさん、 これ以上ここにいるとまずいと思います。 すみませんけど、今日は帰ってください。 |
・・・・・・・・・・・アウ! (コニー) |
- |
ロミオ | - | - | - | ほほほほほーーいやですよーー。 あなたに指図される覚えはありませんしね−−。 |
乳母 | 台本と同じ | 台本と同じ | ・・・ハゥゥゥ・・・ (コーイチ) |
- |
ジュリエット | じゃあね、おやすみ。 | それでは、ごきげんよう。 | ウー−・・・・・・・・ (コニー) |
- |
ロミオ | - | - | - | あれ?行ってしまいましたか。 ほほほほほーーい。 お客を放っておくとはひどい女ですね。 |
ジュリエット | ロミオ、もうひとめだけ。 | ロミオさん、名残おしいです。 | ・・・・・・・・・・・ウー・・・ (コニー) |
- |
ロミオ | - | - | - | ほほほほほ、出たり入ったり忙しい方ですね。 ほほほほほほほほほほほほーーー。 |
ジュリエット | ロミオ、もう朝が来ちゃうよ。 太陽が昇らなければあんたとずっと 話していられるのにね。 |
ロミオさん、もう朝が来ちゃいます。 太陽なんて昇らなければいいと思いませんか? そうしたら貴方と2人、いつまでも こうしてお話していられるのに。 |
ウー・・・・・・・ウウー−・・・ (コニー) |
ー |
乳母 | 台本と同じ | 台本と同じ | ・・・ハゥゥゥ・・・ (コーイチ) |
ー |
ジュリエット | おやすみ、さよならロミオ。 | お休みなさい、さようならロミオさん。 | ・・・・・・・・・・・・・・・アゥ。 (コニー) |
ー |
ロミオ | ー | ー | ー | あれ?また行っちゃったんですか? 帰ってきてくださいよ−−。 退屈じゃないですかーーー。 |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
・・・なんか文句ある? | ・・・・・・くやしい。 | ・・・アゥ?(コニー) | ー |
ジョアン | ピッコロ | ユイリ | ユミィ | |
ジュリエット | - | - | ロミオ、ロミオ。 なぜあなたはロミオなんだ? その家名を捨てたなら、 私も家名を捨てるのだが。 |
台本と同じ |
ロミオ | ー | その言葉、確かに頂戴いたしましたぞ。 ただ一言、わしを恋人と呼んでくれたなら、 その言葉こそ新しき洗礼、 今日からはもう、 わしはロミオでなくなります。 |
台本と同じ | ー |
ジュリエット | ー | ー | ロミオ、どうしてここへ来た? 殺されてもいいのか? |
台本と同じ |
ロミオ | ー | こんな塀など、魔力で飛び越えましたわ。 | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | - | 私の身内に見つかれば、 きっと殺される。 |
私の身内に見つかれば、 きっと殺されますわ。 |
ロミオ | - | 台本と同じ | 台本と同じ | - |
衛兵1 | ・・・・・・・・・ 声が聞こえたのはこの辺りか |
声が聞こえたのはこの辺りじゃ。 | - | - |
ジュリエット | - | - | 私の庭を荒らさないでくれないか。 あなた方のせいで、 憩いでいた鳥達がみな 逃げてしまった。 |
私の庭を荒らさないでいただけませんか。 あなた方のせいで、憩いでいた鳥がみな 逃げてしまった。 |
衛兵1 | ああ、ジュリエット様・・・・・ 何かこっちで話し声がしたからよ・・・・ |
ああ、ジュリエット、 何やらこちらで話し声がしたものでな・・ |
- | - |
ジュリエット | - | - | それは私が鳥達に 語っていた声でしょう。 お騒がせした。 |
それは私が鳥たちに語っていた声でしょう。 お騒がせしました。 問題はありませんから、お引き取りください。 |
衛兵2 | - | 失礼をいたしました。 どうかじじいの非礼をお許しください |
- | - |
ジュリエット | - | - | ロミオ、これ以上ここにいると 命に関わる。 今日のところはお戻りください。 |
台本と同じ |
ロミオ | - | 台本と同じ | 台本と同じ | - |
乳母 | - | - | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | それでは、ごきげんよう。 | 台本と同じ |
ロミオ | - | 突然消えられて、こっちは百倍にも千倍にも 不機嫌じゃ。わしを愛しているというのなら、 もう一度顔を見せてくれんかの。 |
台本と同じ | - |
ジュリエット | - | - | ロミオ、やはり名残おしい。 | 台本と同じ |
ロミオ | - | ああ、ジュリエット、わしの魂よ!! | 台本と同じ | - |
ジュリエット | - | - | ロミオ様、もう朝が来てしまう。 太陽など昇らなければいい。 そうしたらあなたと2人、いつまでも こうしてお話していられるのですが。 |
台本と同じ |
乳母 | - | - | - | 台本と同じ |
ジュリエット | - | - | 台本と同じ | 台本と同じ |
ロミオ | - | あんたの目には眠り、 胸には平和が宿りますよう! その眠りにも平和にもなり、 あんたの傍らにいることが 出来たなら。 |
台本と同じ | - |
(セットが崩れた後) ジュリエット |
- | - | ・・・・・悔しいな。 | ・・・けいこが足りなかったかな。 |