幻想水滸伝3 演劇 マッチ売りの少女
父親からいじめられ、マッチ売りでくらしている少女の物語。
空腹をかかえ、雪の町をさまよう少女は暖を求めてマッチをする。その火がてらしだしたものとは・・・
けなげに生きる少女の姿に、客席からは今日もすすり泣きの声が。
「台本」はまともにしゃべるキャラのセリフを参考にしてます。セリフが台本とあまり変わらない場合、「台本と同じ」にしています。
台本と同じセリフだけのキャラ(アーサー)と、何もできないキャラ(エッジ)は省きました。
ユミィ | ネイ | トッポ | シャボン | |
ナレーション | - | 台本と同じ | 台本と同じ | 今日はおおみそかです。 バスケットにマッチをどっさりいれた 女の子が、夜のゆきの町を寒い寒いと 歩いています。 |
少女 | あの、マッチはいかがですか? | あの・・マッチはいかがですか? | - | マッチをかってください。 |
通行人1の子供 | - | - | - | うわあ・・ この子、なんでしょう? |
通行人1 | - | どいてください、急いでいるんです。 | ・・・ | - |
ナレーション | - | 台本と同じ | 台本と同じ | 今日はマッチ、一本も売れてません。 売れてないと、家にいるおとうさんに 女の子はぶたれるのです。 |
少女 | 寒いわ。 そうだ、マッチをすってしまいましょう。 おばあさん? おばあさんではありませんか! |
・・寒いわ。 ・・そうだ、マッチを・・ おばあさん・・? おばあさん! |
- | さむい。 そうだマッチをすろう。 おばあさん、 おばあさん。 |
幻影おばあさん | 台本と同じ | 台本と同じ | ・・ | - |
少女 | おばあさん、 天国から来てくれたのですね? お願いです、私もおばあさんのところへ 連れていってください。 |
台本と同じ | - | おばあさん、てんごくから来てくれたの? シャボンもおばあさんのところへ 連れていって。 |
幻影おばあさん | 台本と同じ | 台本と同じ | ・・ | - |
少女 | マッチが売れないと、お父さんがぶつのです。 ・・・お願い。もうここにはいたくありません。 おばあさん、 私を神様のところへ連れていってください。 |
台本と同じ | - | おばあさん、シャボンをてんごくへ つれていって。 |
ナレーション | - | 台本と同じ | 台本と同じ | 少女は空にのぼっていって、 きれいなものを見てよろこんだりしました。 町のひとたちにはそれが分かりませんでした。 |
ハレック | ケンジ | トワイキン | オーギュスタン | |
ナレーション | ぬおおおおおおおおおお!!!! 今日はおおみそかだ!!!!! 女の子が一人歩きをしている!! |
今日は一年の最後の日、 おおみそかだよ! バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が、雪の降る夜の町を寒そうに 歩いているね! |
今日は一年の最後の日、おおみそかだ。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が、雪の降る夜の町を寒そうに 歩いている。 |
舞い落ちる真っ白な雪は 少女のために夜空が流す涙でしょうか・・ 今日は一年の最後の日・・・ そう、おおみそかです・・・・!! マッチ売りの少女は、凍てつく夜の街を 一人で歩いています。 |
少女 | - | - | - | おぉ・・マッチはいかが? どうか、マッチを買って下さい。 |
通行人1の子供 | - | - | - | - |
通行人1 | どいてくれ!!!!!! う、うおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおお おおおおおおおお!!!!!! 急いでいるんだ!!!!!! おおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおおおおお おおおおおおおお!!!!!! |
どいてください、競技中です。 | 台本と同じ | - |
ナレーション | 今日のかせぎはない!!!!! このまま家に帰ったら、 父親に殴られてしまう!!!!! おおおおおおおおおお!!!!! この父親!!!!!!!!!! ゆるせん!!!!!!!!!! |
今日はまだ、 一本もマッチは売れていないんだ! 稼いでいないと、この子はまた、 おとうさんにぶたれてしまうんだ! |
今日はまだ、一本もマッチは売れちゃいねぇ。 銀貨一枚も稼いでいないのだから、 家に帰れば またおやじさんにぶたれてしまうだろうなぁ。 |
あぁ・・・何という非情な人たち!! 私なら全部買ってあげるのに!!! ・・少女は途方にくれました。 このまま家に帰ってしまったら、 鬼のような父親に ぶたれてしまうのです・・ |
少女 | - | - | - | ・・寒い。 ・・・そうだ、マッチを・・・ グランマ・・? グランマ!! |
幻影おばあさん | - | - | - | - |
少女 | - | - | - | グランマ・・・天国から来てくれたのね? お願い、私もグランマのところへ 連れていって。 |
幻影おばあさん | - | - | - | - |
少女 | - | - | - | マッチが売れないと、パパンがぶつの。 ・・・お願い。もうここにはいたくないわ。 グランマ、私を神様のところへ連れていって。 |
ナレーション | 少女は死んだ!!!!!!!! おおおおおおおおおおお!!!! あわれすぎる!!!!!!!! うおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおお!!!!! |
女の子は光に包まれて、 空へ昇って行ったんだ。 女の子がどんなにきれいなものを見たか、 どんな喜びに包まれて新年を迎えたか、 町の人達には分かるはずもなかったんだ! |
少女は光に包まれて、空へ昇って行った。 女の子がどんなにきれいなものを見たか、 どんな喜びに包まれて新年を迎えたか、 町の人達には分かるはずもないのだった。 おしまい。 |
あぁ・・何という結末。 けれど、私は少女が天上で幸せに 暮らしたことを信じています。 えぇ・・ 誰よりも満ち足りた暮らしを 少女は空の上でおくっているのです。 そう信じようではありませんか・・!! |
ランディス | サナエ | シャロン | チビッキー | |
ナレーション | けけけけけ・・・・・ 今日は一年の最後の日、おおみそかだ・・・・ 欲望のうずまく夜の町を・・・ バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人で歩いているぞ・・・・・・・ ひひひひひ・・・・・・ |
- | - | - |
少女 | - | マッチはいかがでしょうか? | ねぇ・・マッチ買わない? | マッチはいらんか? |
通行人1の子供 | - | - | うわ、なんだあ、この子。 汚い服を着ているなあ。 |
なんだ、おまえは。 服がよごれているぞ。 |
通行人1 | ひひひひひ・・・ どいてくれ・・・・・ |
台本と同じ | - | - |
ナレーション | けけけけけ・・・ 今日はまだ・・・ マッチ一本も売れていなぁい・・・・・ このまま家に帰ったら・・ こわぁい父親に・・・・・・・・・・ けけけけけ・・・・・・・・・・・・ |
- | - | - |
少女 | - | 寒いですね。 仕方ありません、マッチをすりましょう。 祖母殿・・? 祖母殿ではありませんか! |
・・・寒いよぅ。 ・・・そうだ、マッチ!! おばあさん・・? おばあさん! |
寒いな。 よし、マッチをすってしまえ。 おお祖母どのか。 |
幻影おばあさん | - | - | - | - |
少女 | - | 祖母殿・・ 天国からおいでになったのですか? お願いです、私も祖母殿のところへ 連れていって頂けませんでしょうか。 |
おばあさん・・天国から来てくれたの? お願い、僕もおばあさんのところへ 連れていって。 |
祖母どの、 私も祖母どののいるところへ つれていってくださらんか。 |
幻影おばあさん | - | 台本と同じ | - | - |
少女 | - | マッチが売れないと、父上がぶつのです。 ・・・お願いです。 もうここにはいたくありません。 祖母殿のところへ行きたく思います。 |
マッチが売れないと、お父さんがぶつの。 ・・・お願い。もうここにはいたくない。 おばあさん、 ぼくを神様のところへ連れていって。 |
一度天国というところを 見てみたいのです。 お願いします。 |
ナレーション | いひひひひひ・・・・・ 少女は・・・・・・・・・・・ 死んだ・・・・・・・・・・・・・ うかつにマッチをすると・・・ あぶないぞ・・・・・・・・・・ |
- | - | - |
ワン・フー | エステラ | ロディ | エミリー | |
ナレーション | 今日は一年の最後の日、おおみそかでやす。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が、雪の降る夜の町を寒そうに 歩いてやす。 |
- | 台本と同じ | 今日は一年の最後の日、おおみそか! バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が、夜の町を歩いてます! |
少女 | - | マッチ買いな。 | あの、マッチはいかがですか? | あのさ、マッチなんだけど!! どう? 買わない!? |
通行人1の子供 | - | - | 台本と同じ | - |
通行人1 | すみませんが、急いでおりやす・・ どいてくださいやし・・・・ |
- | どいてください。急いでいるんです。 | - |
ナレーション |
今日はまだ、一本もマッチは |
- | 台本と同じ |
今日はまだ、 |
少女 | - | 寒い。 マッチすりましょう。 ああ、おばあさん? |
・・・寒い。 ・・そうだ、マッチを・・ あ、おばあさん・・? おばあさん! |
うぅーーー、寒い! そうだ、マッチすっちゃえ!!! あれえ、おばあさん!? |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | さぁ、天国へ行こうか! |
少女 | - | おばあさん、 私もそっちに行くらしいよ。 |
台本と同じ | おばあさん、私を天国へ連れてって!! ね、ね、ね、いいでしょ!? |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | うん!!! ようし、天国へ行くぞ!!!! |
少女 | - | なんか、おばあさんに連れられて 天国へ行けって 台本に書いてあった。 |
台本と同じ | マッチが売れないと、お父さんがぶつの!! だからさ、私を天国へ連れてって!!!!! |
ナレーション | 少女は光に包まれて、空へ昇って行かれました。 少女は何を見たのでありやしょう? それは誰にも分かることではありませんが・・・ 知りたくなるのもまた人情ってやつです。 |
- | 台本と同じ | 少女は光に包まれて、 空へ昇って行きました! 少女がどんなにきれいなものを見たか、 天国へ行けるのを どんなにうれしく思っていたか、 街の人達には分かるはずもありませんでした! |
アップル | シーザー | ルース | ルイス | |
ナレーション | 台本と同じ | 今日は一年の最後の日、おおみそか。 マッチをかかえた女の子が一人、 雪の降る街を歩いてる。 |
台本と同じ | 台本と同じ |
少女 | 台本と同じ | - | - | あの・・ マッチはいかがですか? |
通行人1の子供 | - | - | - | 台本と同じ |
通行人1 | - | - | どいてちょうだい、急いでいるの。 | - |
ナレーション | 今日はまだ、一本もマッチは売れていません。 1ポッチも稼いでいないのだから、家に帰れば またおとうさんにぶたれてしまうでしょう。 |
今日は一本もマッチは売れてない。 稼いでないから、家に帰ればまた父親に 殴られる。 |
台本と同じ | 台本と同じ |
少女 | 台本と同じ | - | - | ・・寒いな。 ・・そうだ、マッチを・・ おばあさん・・? おばあさん! |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | - |
少女 | 台本と同じ | - | - |
おばあさん・・ |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | - |
少女 | マッチが売れないと、父にしかられます。 ・・・お願い。もうここにはいたくない。 おばあさん、私を神様のところへ連れていって。 |
- | - | マッチが売れないと、 お父さんがぶつんです。 ・・・お願いです。 もうここにはいたくありません。 おばあさん、私を神様のところへ 連れていってください。 |
ナレーション | 台本と同じ | 少女は光に包まれて、空へ昇っていった。 少女がどんなものを見たか、何を感じたか、 町の人達には分からなかったとさ。 |
台本と同じ | 台本と同じ |
シズ | アイク | メイミ | セバスチャン | |
ナレーション | 本日は一年の最後の日、 おおみそかでございます。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人、雪の降る夜の町を寒そうに 歩いております。 |
今日は・・・一年の最後の日・・・・・ ・・・・そう・・・・・おおみそかです。 ・・・あわれな・・・みなりの・・少女が・・ ひとり・・・マッチを売っています。 |
今日はおおみそか。 マッチをかかえた女の子が、 夜の町を歩いています。 |
きょ、今日はお、おおみそかです。 バ、バ、バスケットにマ、マッチを抱えた 女の子が一人、ゆ、雪の降る夜の町を さ、寒そうに歩いておりますぞ。 |
少女 | みなさま、 マッチはいかがでしょうか? |
- | あのさ、マッチ買ってよ。 | - |
通行人1の子供 | - | - | ん?何か用? | - |
通行人1 | おどきくださいませ、大変急いでおります。 | ・・・・・・どいてください・・・・ ・・・・・・・・・・・・急いでます。 |
- | どいてください、 急いでいるんです。 |
ナレーション | 今日はまだ、一本もマッチは 売れておりません。 銀貨一枚稼いでいないので、家に帰れば またおとうさんにぶたれてしまうでしょう。 |
まだ・・一本のマッチも・・売れていません。 |
今日はまだ、 マッチは売れていないから、 家に帰ればおとうさんにぶたれます。 |
きょ、今日はまだ、 一本もマッチは売れていません。 か、稼いでいないのですから、 い、家に帰ればま、 またとうさんにぶたれてしまうでしょう。 |
少女 | 寒いですね。 そうだ、マッチをすってしまいましょう。 おばあさん? おばあさんではありませんか。 |
- | 寒い。マッチすっちゃえ。 あれ、おばあちゃん? 死んだんじゃなかったっけ? |
- |
幻影おばあさん | 台本と同じ | - | - | - |
少女 | おばあさん、 天国から来てくれたのですね? 私もおばあさんのところへ 連れていって頂けませんか? |
- | おばあちゃん、 天国から来ちゃったんだ? へーー。 ついでにさ、あたしもつれてってよ。 |
- |
幻影おばあさん | 台本と同じ | - | - | - |
少女 | マッチが売れないと、パパがぶつんです。 お願いです。もうここにはいたくありません。 おばあさん、 私をもっと上の階へ連れていって。 |
- | マッチが売れないと、お父さんから ボコボコになぐられるんだ。 だからさ、あたしも天国につれてってよ。 |
- |
ナレーション | 少女は光に包まれて、 上へ昇って行きました。 少女がどんなにきれいなものを見たか、 どんな喜びに包まれて新年を迎えたか・・ 町の人達には分かるはずも ありませんでした。 |
少女は・・幻影の祖母に連れられ・・空へと 旅立っていきました。 ・・こんな腐敗した世界を 生きるくらいならば・・ 死んでしまった方がましだったのでしょう・・ |
少女は光に包まれて、 空へ昇って行きました。 でも、幸せな気分だったそうです。 町の人には分からないけど。 |
しょ、少女は光に包まれて、 空へ昇って行きました。 しょ、少女がど、どんなにきれいなもを み、見たか、どんな喜びに包まれて し、新年を迎えたのか・・ 町の人達には、わ、 分かるはずもありませんでした。 |
ゴードン | ドミニク | ジーン | ペギィ | |
ナレーション | 台本と同じ | 今日は一年の最後の日、おおみそかだ。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人で、 雪の降る夜の町を歩いている。 |
- | 今日はおおみそかだ!!!! 女の子が一人、夜の町を歩いている!!! |
少女 | - | - | ふふ・・マッチはいかが? | - |
通行人1の子供 | - | - | - | - |
通行人1 | 申し訳ありませんが・・ | 台本と同じ | - | どいてくれ!!!!!! 急いでるんだ!!!!!! |
ナレーション | 台本と同じ | 今日はまだ、一本もマッチは売れていない。 銀貨一枚も稼いでいないのだから、 家に帰ればまた父親に殴られる。 |
- | 今日はまだ、マッチは売れていない!!! このままおめおめと家には帰れない!!! |
少女 | - | - | 少し寒いかしら。 マッチを擦りましょう。 まあ、おばあさま? 亡くなったはずのおばあさまではありませんか。 |
- |
幻影おばあさん | - | - | - | - |
少女 | - | - | ふふ、おばあさま・・ 私も天国へ連れていってくださいな。 |
- |
幻影おばあさん | - | - | - | - |
少女 | - | - | マッチが売れないと・・うふふ・・ おとうさまにぶたれるのです。 |
- |
ナレーション | 台本と同じ | 少女は光に包まれて、上へ昇って行った。 少女がどんなにきれいなものを見たか、 どんな喜びに包まれて新年を迎えたか・・ 町の人達には分かるはずもないわな。 |
- | 少女は空へ昇って行った!!!!! 少女がどんなにきれいなものを見たか!? どんな喜びに包まれて新年を迎えたか!? 町の人間達にはわかるはずもなかった!!! |
スコット | ホルテス | アーニー | マーサ | |
ナレーション | 台本と同じ | - | 台本と同じ | 今日は一年の最後の日、おおみそかじゃ。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人で歩いています。 |
少女 | あのさ、マッチ買わない? これ買って交易しなよ。 |
おい、そこの者。 このマッチを買うがいい。 |
あ、あの・・ ・・・マ、マッチはいかがですか? |
- |
通行人1の子供 | 台本と同じ | ふむ、面白い服を 着た子供だ。 |
あ・・・ ご、ごめんさない・・・・ |
- |
通行人1 | - | - | - | 台本と同じ |
ナレーション | 台本と同じ | - | 台本と同じ | 商売のやり方が悪くって、 今日はまだ、一本もマッチは売れておらん。 このまま家に帰れば、ギャンブル好きな 父親に殴られてしまう。 |
少女 | うぅーー、寒いぜ。 ・・そうだ、マッチを・・ あれ、グランマ・・? グランマ! |
ふむ。 何やらわけがわからん。 マッチをすろうか。 誰だ、おぬしは。 おお、祖母殿か。 |
・・寒い・・・・ ・・しかたないわ、マッチを・・ おばあさん・・? おばあさん! |
- |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | 台本と同じ |
少女 | グランマ・・ 天国から来てくれたんだね? おれもグランマのところへ連れていってくれよ。 |
祖母殿、 あの世から来たのですな? さすが祖母殿、この世とあの世を 自在に行き来するとは。 |
台本と同じ | - |
幻影おばあさん | - | 台本と同じ | 台本と同じ | |
少女 |
たのむよ。 |
一度あの世というものも 見学したいと思う。 すまんが祖母殿、 案内してもらえるか。 |
台本と同じ | - |
ナレーション | 台本と同じ | - | 台本と同じ | 少女は死んだ。 が、あの世で幸せに暮らした。 以上じゃ。 |
ビリー | エリオット | アンヌ | キッド | |
ナレーション | 今日は一年の最後の日、おおみそかだ! バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人で歩いてるぜ! |
今日は一年の最後の日・・ おおみそかです。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人で、歩いてます。 |
台本と同じ | 今日は一年の最後の日、おおみそかだ! バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が、雪の降る夜の町を寒そうに 歩いている! |
少女 | - | - | あの、マッチはかがですか? | マッチを売ってあげますよ。 |
通行人1の子供 | - | 台本と同じ | - | うーーん、この子、 犯人みたいなかっこうですね。 |
通行人1 | すまねぇが、どいてくれ。 急いでるもんでな。 |
- |
ごめん、 |
- |
ナレーション | 今日はまだ、 一本もマッチは売れてない! 銀貨一枚も稼いでいないのだから、 家に帰ればまた父親に殴られる。 ・・・・・ひでぇ父親だな。 父親の風上にもおけねぇや。 |
え、えーーっと・・ 今日はまだ、一本もマッチは売れてません。 このまま家に帰ると、 お父さんからぶたれます。 |
台本と同じ | 今日はまだ、 一本もマッチは売れてない! 銀貨一枚も稼いでいないのだから、 家に帰ればまた父親にぶたれてしまう。 |
少女 | - | - | 寒いわね。 ・・そうだ、マッチを・・ おばあさん・・? おばあさん! |
寒い。このままじゃ、凍死してしまう。 それをさけるには・・・そうだ、 売り物のマッチをすればいいんだ! あれ、おばあさん・・? おばあさん! |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | - |
少女 | - | - | おばあさん・・天国から来てくれたの? あの・・私もおばあさんのところへ 連れていってくれませんか? |
おばあさん・・あなたは死んだはず・・ 死者がよみがえるはずはない! |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | - |
少女 | - | - | マッチが売れないと、 お父さんが怒るの。 ・・・お願い。もうここにはいたくない。 おばあさん、 私を神様のところへ連れていって。 |
これはトリックだ! よぉし、この謎は僕が暴いてやる! |
ナレーション | 少女は光に包まれて、 空に昇って行った。 この子の父親はその後、 おちぶれて一人で死んで 地獄へ行った! |
しょ、少女は光に包まれて、 空へ昇って行きました。 この子がどんなにきれいなものを見たか、 そんなに楽しい新年を迎えたか・・ 町の人達には分かるはずありませんでした。 |
台本と同じ | 少女は光に包まれて、 空へ昇って行ったんだ。 彼女がどんなにきれいなものを見たか、 どんな喜びに包まれて新年を迎えたか・・ 町の人達には分かるはずもなかったってさ。 |
マイク | ジェファーソン | キャシィー | ゴロウ | |
ナレーション | 台本と同じ | 今日は一年の最後の日、おおみそかだ!! バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人、雪の降る夜の町を寒そうに 歩いている!! |
- | 今日は一年の最後の日、おおみそかだ! どっさりとマッチをかかえた女の子が 雪の降る町を寒そうに歩いてるぜ! |
少女 | - | - | あのさ、マッチどう? | - |
通行人1の子供 | - | - | - | - |
通行人1 | ははは、 道をあけてもらえると助かるな。 急いでいるもので。 |
どいてくれ!! 急いでいるんだ!!! |
- | どいてくれ、風呂に入りたいんだ。 |
ナレーション | 台本と同じ | 今日はまだ、一本もマッチは売れていない!! 銀貨一枚も稼いでいない!!家に帰れば また父親に指導を受けるだろう!! |
- | 今日はまだ、一本もマッチは売れていない!! 銀貨一枚も稼いでないんだ、家に帰れば また父ちゃんに殴られるだろう!! |
少女 | - | - | 寒いな。 そうだ、マッチ擦っちゃえ。 あれ?おばあさん? おばあさん! |
- |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | - |
少女 | - | - | おばあさん、天国から来てくれたんだ? あのさ、私もおばあさんのところへ 連れていって。 |
- |
幻影おばあさん | - | - | 台本と同じ | - |
少女 | - | - | いいでしょ、ねえ? おばあさんのところへ連れてって。 |
- |
ナレーション | 台本と同じ | 少女は光に包まれて、空へ昇って行った!! 彼女が何を見たのか!? 果たして喜んでいたのか・・ それは誰にも分からないだろう!!!! |
- | 少女は光に包まれて、空へ昇っちまった! 少女がどんなもんを見たか、 町の人達には分かるはずもない!! |
ムト | バーツ | トウタ | ミオ | |
ナレーション | 今日はおおみそかです。 バスケットにどっさりマッチをいれた 女の子が一人、夜の町をさむそうに あるいています。 |
今日はおおみそかだ。 バスケットにどっさりとマッチをかかえた 女の子が一人、雪の降る夜の町を歩いてる。 |
きょ、今日は、 今日は、おおみそかです。 バ、バスケット、にどっさりと、 マッチを、入れた、女の子が、 あ、歩いています。 |
台本と同じ |
少女 | あのー、マッチはいかがですかー? マッチはこすると火がつきます。 うわーとても便利だワン。 えーマッチ、マッチはいかがですかー!! ・・・・・・??? |
- | - | 台本と同じ |
通行人1の子供 | ん・・ なんだワン? |
- | - | - |
通行人1 | - | 台本と同じ | あ・・・・・すみません。 | - |
ナレーション | 今日はまだ、一本もマッチは売れていません。 マッチはとてもべんりなのに。 マッチが売れずにおうちに帰ると お父さんにぶたれるんです。 かわいそうなマッチ売りの少女。 |
今日はまだ、マッチは売れてない。 このまま家に帰ったら、 また父親にぶたれてしまう。 |
きょ、きょうは、まだ、 マッチは、売れてません。 い、家に帰ると、お父さんに、 ぶたれて、しまいます。 |
台本と同じ |
少女 | ・・・寒いなぁ。 ・・・そうだ、マッチであたたまろう・・ おばあさん・・? おばあさんだ! |
- | - | 寒いわね。 ・・そうだ、マッチを・・ おばあさん? おばあさん! |
幻影おばあさん | ・・・元気出して。 | - | - | 台本と同じ |
少女 | おばあさん・・天国から来てくれたの? お願いだワン、ぼくもおばあさんのところへ 連れていってほしいワン。 |
- | - | おばあさん、天国から来てくれたのね? 私もおばあさんのところへ 連れていってくださいません? |
幻影おばあさん | ・・・そんな悲しい顔しないでよ。 | - | - | 台本と同じ |
少女 | マッチが売れないと、お父さんがぶつんだ。 ・・・お願い。もうここにはいたくない。 おばあさん、ぼくを神様のところへ 連れていって。 |
- | - | マッチが売れないと、 お父さんがぶつんです。 ・・・もうここにはいたくありません。 おばあさん、 私を神様のところへ連れていってください。 |
ナレーション | 女の子はおばあさんに連れられて、 空へ昇っていきました。 少女がどんな嬉しい気持ちで 空にのぼっていったのか、 街の人たちには 分かるはずもありませんでした。 |
女の子は光に包まれて空へ昇って行った。 少女がどんなきれいなものを見たか、 どんな喜びに包まれて新年を迎えたか・・ 町の人達には分かるはずもなかった。 |
しょ、しょうじょは、 そらへ、のぼって、いきました。 しょうじょは、なにを、みたのか、 町の、人には、わかりませんでした。 |
台本と同じ |
ディオス | イク | |
ナレーション | 台本と同じ | 台本と同じ |
少女 | - | あ、あの・・マッチはいかが? |
通行人1の子供 | - | - |
通行人1 | 台本と同じ | ・・すみません。 急いでいるもので・・・ |
ナレーション | 今日は一本もマッチは売れてません。 稼ぎがないと、家に帰った時に 父親にぶたれるんです。 |
台本と同じ |
少女 | - | さ・・寒い。 ・・そうだ、マッチを・・ おばあさん・・? おばあさん! |
幻影おばあさん | - | - |
少女 | - | 台本と同じ |
幻影おばあさん | - | - |
少女 | - | 台本と同じ |
ナレーション | 台本と同じ | 台本と同じ |